建築確認の通るソーラーカーポート架台
こんにちは。
splightの原です。
昨日、弊社の農園になっているレモンを収穫してきました。まだ、3年目ぐらいですがきれいな実がついて100kgぐらいは収穫しました。来年からは販売していけると思いますので、瀬戸田のレモン欲しい方はご連絡ください(笑)

目次
はじめに
駐車場スペースを有効活用できるソーラーカーポートが注目を集めています。しかし、ソーラーカーポートを設置する際には、デザインや価格だけでなく、「建築確認申請」という法的な手続きが重要になることをご存知でしょうか。
特にソーラーパネルの下に第三者が入る場合に建築確認申請が必要になります。ただ、様々な条件があるので、建築確認申請に詳しくないとトラブルに発展する可能性もあります。この記事では、ソーラーカーポートの設置を検討している方に向けて、建築確認申請の基本から、申請をスムーズに通すための架台選びのポイントまで、分かりやすく解説します。
ソーラーカーポートと建築確認申請の基本
なぜ建築確認申請が必要なのか?
ソーラーカーポートは、建築基準法において「建築物」として扱われます。具体的には、「土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱を有するもの」という定義に該当するためです。
建築物である以上、その安全性や周辺環境への影響を事前に確認する必要があり、そのための手続きが「建築確認申請」です。この申請を行い、行政または指定確認検査機関から「確認済証」の交付を受けなければ、原則として工事を始めることはできません。
建築確認申請が必要となる具体的なケース
すべてのソーラーカーポートに建築確認申請が必要というわけではありません。しかし、一般的な家庭用の2台用以上のカーポートを設置する場合、ほとんどのケースで申請が必要となります。具体的には、以下の条件に当てはまる場合に申請が必要です。
- 面積が10㎡を超える場合:一般的な2台用カーポートは、おおよそ30㎡程度の面積になるため、この条件に該当します。
- 防火地域・準防火地域内に設置する場合:都市計画で定められたこれらの地域では、火災の延焼を防ぐため、面積に関わらず申請が必要となります。
建築確認申請をクリアするための架台選びのポイント
建築確認申請をスムーズに進めるためには、法令の基準を満たした、安全性の高い架台を選ぶことが不可欠です。ここでは、そのための3つのポイントをご紹介します。
1. 構造計算がしっかりと行われているか
建築確認申請において最も重要なのが、その建築物が構造的に安全であることを証明する「構造計算」です。ソーラーカーポートの架台においては、以下の点が考慮されている必要があります。
- 基準風速:設置地域ごとに定められた、想定される最大風速に耐えられる設計か。
- 垂直積雪量:積雪地域においては、雪の重みに耐えられる設計か。
- 地盤の強度:設置場所の地盤調査を行い、基礎がカーポート全体をしっかりと支えられる設計か。
これらの計算は専門的な知識を要するため、信頼できるメーカーや施工業者が提供する、構造計算書が添付された製品を選ぶことが重要です。
2. 信頼できるメーカー・製品を選ぶ
近年、様々なメーカーからソーラーカーポートが販売されていますが、中には建築基準法を遵守していない安価な製品も存在します。安心して長く使い続けるためには、以下の点を満たすメーカー・製品を選ぶことをお勧めします。
- 国土交通大臣認定を取得している製品:国の定める厳しい基準をクリアした製品であり、高い安全性が保証されています。
- 第三者機関による性能評価を受けている製品:客観的な視点から性能が評価されており、信頼性の高い製品と言えます。
3. アルミニウム合金製架台のメリット
カーポートの架台には、スチール製やアルミニウム合金製などがありますが、建築確認申請の観点からは、アルミニウム合金製に大きなメリットがあります。
2021年に建築基準法関連の国土交通省告示が改正され、一定の条件下でアルミニウム合金造の建築物について、構造計算を簡略化できるようになりました。具体的には、延べ面積が200㎡以下のアルミニウム合金造の建築物であれば、仕様規定に適合することを確認する書類(仕様規定適合確認書)を提出することで、複雑な構造計算を省略できる場合があります。
これにより、建築確認申請にかかる時間や費用を削減できる可能性があるため、架台の材質も重要な選択肢の一つとなります。
※ただし、価格が高い場合があるので要注意
建築確認申請のスムーズな進め方
規模の大きいソーラーカーポートの場合、建築確認申請にかなりの時間を要するため、事前の相談から、行政への申請まで設計事務所にお願いすることをオススメします。業者を選ぶ際には、建築確認申請の代行実績が豊富かどうかを確認することも重要なポイントです。
まとめ
建築確認申請をスムーズにクリアするためには、法令を遵守した設計・施工はもちろんのこと、構造的に安全で、信頼性の高い架台を選ぶことが何よりも重要です。また、弊社ではアルミ架台・スチール架台でも建築確認申請の取得実績はございますので、お気軽にお問い合わせください。
