ソーラーシェアリング補助金で初期費用が半額|喜多方市・北茨城市・小田原市【2026】

ソーラーシェアリング(営農型太陽光)は、農地で農業を続けながら太陽光発電を行える仕組みとして注目されています。しかし、「導入したいけれど設置費用が高い」と悩む方も多いのではないでしょうか。

実は2026年(令和8年)現在、一部の自治体ではソーラーシェアリングの設置費用を最大で半額補助する、補助金制度が実施されています。補助率は対象経費の2分の1となっており、設備規模が大きいほど受けられる補助額も大きくなります。

この記事では、2026年度にソーラーシェアリング向け補助金を実施している自治体の中から、補助率が高い「喜多方市(福島県)」「北茨城市(茨城県)」「小田原市(神奈川県)」の3自治体を詳しく紹介します。

また、申請期限や補助額、申請時の注意点についても分かりやすく解説します。特に北茨城市は補助金の募集件数が4件限定で、申請期限は2026年8月31日までとなっているため、導入を検討している方は早めの準備がおすすめです。

なお、本記事は全国のソーラーシェアリング補助金情報を紹介するものであり、掲載自治体での施工対応を保証するものではありません。

補助率1/2とは何が違うのか

太陽光発電の補助金には「kW単価型」と「補助率型」の2種類があります。kW単価型は設置規模に比例して補助額が決まりますが、補助率1/2型は設置費用そのものの半分を補助してもらえる仕組みです。たとえば1,000万円の設置費用なら500万円、2,000万円なら1,000万円が補助対象となります(上限額が定められている場合を除く)。

 

3自治体 比較一覧

自治体 補助金名 補助率 対象者 締切
喜多方市(福島県) ソーラーシェアリング普及促進事業補助金 対象経費の1/2 市内に所在する法人 2026-12-18(17時必着)
北茨城市(茨城県) 令和8年度 営農型太陽光発電設備補助金 対象経費の1/2(予算総額2,692万円・4件限定) 市内で営農型太陽光を導入する事業者 2026-08-31(最短・件数制限あり)
小田原市(神奈川県) 地域共生型太陽光発電設備(ソーラーシェアリング等)設置補助 対象経費の1/2(交付要綱記載) 市内でソーラーシェアリング等設備を設置する者 2026-12-18

※ 情報は2026-06-16時点。申請前に必ず各自治体公式サイトでご確認ください。

① 喜多方市(福島県):農業×発電を後押しするソーラーシェアリング補助金

補助金の概要

福島県喜多方市は「ソーラーシェアリング普及促進事業補助金(カーボンニュートラル実現重点対策加速化事業補助金)」として、市内の法人が営農型太陽光発電設備を導入する際の費用を補助しています。

項目 内容
補助率 対象経費の2分の1(端数切り捨て)
対象者 市内に所在する法人(市税未納・暴力団関係者は除外)
事業完了期限 令和9年(2027年)3月19日まで
申請受付期限 2026年12月18日(金)17:00必着

喜多方市は福島県北部の農業・観光の街。同市のソーラーシェアリング補助金は、農地を活かした再エネ事業の普及促進を目的としており、法人格を持つ農業者や農業法人が申請の主な対象です。

公式情報:喜多方市 ソーラーシェアリング普及促進事業補助金(公式)

② 北茨城市(茨城県):件数4件限定・2026-08-31が締切

補助金の概要

茨城県北茨城市の「令和8年度 営農型太陽光発電設備(ソーラーシェアリング)補助金」は、予算総額2,692万円・最大4件という限られた枠の補助金です。2026年8月31日が締切であり、この記事で紹介する9自治体のなかで最も締切が早くなっています。

項目 内容
補助率 対象経費の1/2
予算総額 2,692万円(最大4件)——枠終了次第受付終了
対象者 市内で営農型太陽光発電設備を導入する事業者(有機農法・新規就農支援等の要件あり)
申請受付期間 令和8年5月1日(金)〜 令和8年8月31日(月)

北茨城市の補助金は、有機農法での営農実施・新規就農支援・土地所有者への適切な還元など複数の要件を満たす必要があります。対象となる農業者や農業法人は、今すぐ問合せ・書類準備を開始することを強くおすすめします。

公式情報:北茨城市 令和8年度営農型太陽光発電設備補助金(公式)

③ 小田原市(神奈川県):地域共生型ソーラーシェアリングの補助金

補助金の概要

神奈川県小田原市は「小田原市重点対策加速化事業費補助金(地域共生型太陽光発電設備)」として、農地やため池などを活用したソーラーシェアリング等の設置を支援しています。補助金の補助率は対象経費の1/2(交付要綱に明記)。契約前の申請が必須で、交付決定前の発注・工事は補助対象外となる点に注意が必要です。

項目 内容
補助率 対象経費の1/2(交付要綱に基づく)
対象者 小田原市内にソーラーシェアリング等設備を設置する者(市税滞納なし)
自家消費要件 自家消費率50%未満であること(FIT・農地一時転用)
申請受付期間 令和8年5月12日(火)〜 令和8年12月18日(金)
注意事項 契約前申請必須(交付決定前に発注・工事を行った場合は補助対象外)

小田原市は環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)」を活用しており、同交付金の実施要領に基づく対象経費の範囲が適用されます。補助率「対象経費の1/2」は令和8年度交付要綱(2026年4月22日改正)の交付金額欄に「補助対象事業費の1/2」と明記されています(2026年6月16日確認)。補助上限額は同交付要綱でご確認ください。

公式情報:小田原市 地域共生型太陽光発電設備(ソーラーシェアリング等)設置補助(公式)重点対策加速化事業費補助金 交付要綱(PDF・令和8年度)

ソーラーシェアリング補助金を申請するために必要な準備

補助率1/2型の補助金を申請するには、以下の準備が一般的に必要です。自治体によって書類や手順が異なるため、事前に担当窓口に相談することをおすすめします。

  1. 農地要件の確認:農地一時転用許可(農地法4条・5条)の手続きが必要なケースが多い
  2. 設計・見積書の作成:複数社から相見積もりを取ることが推奨される場合がある
  3. 交付申請書類の準備:法人登記簿謄本・税証明・申請書等
  4. 交付決定通知を受けてから発注・着工(交付決定前の工事は補助対象外になる場合が多い)
  5. 実績報告・補助金請求:完工後に写真・領収書等を提出

自家消費型太陽光の補助金との組み合わせも

ソーラーシェアリングで発電した電気を農業施設で自家消費する場合、自家消費型太陽光発電の補助金2026年度まとめも参考になります。国の補助金や他の自治体補助との組み合わせについては、各制度の重複申請可否を必ず確認してください。

営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)のご相談

牧草地・放牧地・農地での営農型太陽光発電について、農地転用の検討・パネル配置・遮光率設計・営農型補助金の申請まで、splightが全国対応で一貫サポートします。営農を続けながらの導入をご検討の方はお気軽にご相談ください。

弊社ではいろんなパターンのソーラーシェアリングが設置できますので、お早めにご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 補助率1/2型の補助金は個人農家でも申請できますか?

喜多方市は「市内に所在する法人」が対象のため、個人農家は対象外となる場合があります。北茨城市・小田原市は個人も対象に含まれる可能性がありますが、詳細な要件は各自治体の公式サイトまたは担当窓口でご確認ください。

Q. 北茨城市の補助金は4件限定とのことですが、先着順ですか?

予算の範囲内での交付のため、申請件数が4件を超えた場合は審査等で調整される可能性があります。詳細な選考基準は北茨城市の公式情報をご確認ください。いずれにしても早めの申請準備をおすすめします。

Q. 小田原市の補助金で「自家消費率50%未満」という条件があるのはなぜですか?

小田原市の補助金は余剰電力を市で登録している地産再エネ集約事業者へ売電をすることが条件のソーラーシェアリングです。自家消費率が低い(売電比率が高い)ケースでも申請可能です。ただし農地一時転用許可と農業継続が大前提となります。詳細は公式サイトをご確認ください。

Q. 設置費用が安い場合でも補助率1/2型の恩恵はありますか?

はい。kW単価型と比較すると、設置費用が安い場合には補助率1/2型の方が補助額が少なくなるケースもあります。たとえば100kW・500万円の案件で補助率1/2なら250万円、kW単価5万円/kWなら500万円となり、kW単価型が有利です。費用規模・単価を比較して判断してください。

Q. 交付決定前に工事を始めてしまった場合はどうなりますか?

小田原市をはじめ多くの自治体では、交付決定前の発注・着工は補助対象外となります。必ず交付決定通知を受け取ってから契約・工事を開始してください。

関連記事

出典

出典: 各自治体公式URL・確認日2026-06-16

太陽光発電の導入をお考えですか?

営農型太陽光発電・自家消費太陽光発電のコンサルティングから設計、施工まで一貫対応。
まずはお気軽にご相談ください。

無料相談はこちら 0848-51-6602(平日 9:00〜18:00)